松崎町の舘(城)址
岩手県遠野市松崎町の舘跡
遠野市松崎町は、かつて遠野中世領主(文治年間〜天正年間)阿曽沼氏による遠野郷支配の中心地でした。
阿曽沼主家の居城・横田城をはじめ、阿曽沼氏の家臣達が町内各地に配され、その居舘を築いたと伝えられております。
これら貴重な中世の城郭は今もなおその姿を残しております。
もちろん建物やその跡は現存しておりませんが、数百年を経てもなお、空堀や平場、段といった人工的に手が加えられた跡を判然と残す舘もございます。これら舘跡を後世に残したい、伝えたい、その思いで素人ながら調べあげた内容となっております。
下記の舘をクリックしてください。
遠野地方(遠野市)には、舘跡と呼ばれる遺跡が百数十あるといわれております。これらは主に中世に作られたもの、または使用されていたものといわれておりますが、その大半はいつ、誰が、なんのために・・そしていつ頃使用しなくなったか、未だ解明されておらず、甚だしい場合はその痕跡も破壊されたり、記憶から消えたりと歴史的にそれほど後世の人々から重要視されていないことが伺われます。
しかし、中世当時の集落の形成、分布を知りえるひとつの手がかりともとれる内容が含まれ、遠野地方の現在の地区、集落の形成での原点ともいえ、私個人としては興味を覚える事柄でもあります。
郷土史に興味を示された先人の調査、研究により、その主な舘跡は60程度把握するところで、これらは郷土資料にも記載され私自身も場所の特定がある程度なされているところでもあります。
今回は私の生まれ育ち、現在も住まいする松崎町に限った舘跡の紹介ですが、松崎町の舘は人知れずの観もありますが、それでもけっこうその痕跡を残すものが多く、この郷土の歴史の一端に触れていただければ幸いと思うところです。
こちらも重複する内容が含まれますが参照頂ければうれしいです。
各舘の紹介頁には簡略的な縄張略図を挿入しておりますが、数値的なものは縮尺等を無視した内容となっています。一部数字を明記していますが、図そのものは縮尺外ということと、城関連の用語等も知識不足のため、表現の仕方に不備があると思われますが、なにとぞご了承願います。いずれ縄張図の描き方等含め学習後、差し替えの方向です。
参考資料・書籍
遠野市郷土史資料
「遠野郷地頭職阿曽沼氏傳記」
「松崎歴史がたり」「駒木」
「遠野市における舘城屋敷跡調査」
昭和59年5月〜10月
「綾織村志」
その他郷土史関連資料
遠野市史
南部諸城の研究
日本城郭大系(青森・秋田・岩手)
阿曽沼興廃記(写)
阿曽沼家乗(口語約)
上閉伊郡志
新遠野物語
岩手県史
江刺市史
住田町史
なお、コンテンツ遠野阿曽沼氏にはその概要が記してありますので、併せてご覧いただければよりわかりやすいと思います。
T・場所のみの把握
U・全体像或いは一部把握
V・全体の遺溝等の箇所把握
W・図面等作成可能 |
Aを基準(鍋倉城)に規模が小、B〜D
大なるものはS |
A・ほぼ判然と残されている。
B・風化や一部破 壊があるが、判別できる
C・ほぼ皆無 |
T・平城系
U・車等で行け着ける
V・山登り必要
W・危険度大、急斜面多い |
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